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VEGA Scope DX推進の課題と対応
はじめに
近年、企業の競争力強化にはDX推進が不可欠です。
今回は、DX推進の課題と対応について述べます。
引用:IPA「DX白書2023」表紙
DX推進することへの課題
1. 経営層の意識
欧米諸国と比べて、日本の経営層はDXの重要性への理解が低いと言われています。
2. 人材不足
DX推進には、ITスキルやデータ分析スキルを持った人材が必要ですが、人材不足が課題です。
3. レガシーシステム
多くの日本企業は、長年培ってきた古いシステム(レガシーシステム)を抱えています。レガシーシステムは、新しいシステムとの連携が難しく、DX化の妨げになっています。
DX推進するために必要なこと
1. 経営層の意識改革
経営層がDXの重要性を理解し、積極的に推進していくことが重要です。
2. 人材育成
ITスキルやデータ分析スキルを持った人材の育成が重要です。
3. レガシーシステムの刷新
レガシーシステムは、DX化の大きな障壁となります。そのため、段階的に刷新していくことが重要です。
DX白書2023によると、日本はアメリカに比べ、「新規製品・サービスの創出」「顧客起点の価値創出によるビジネスモデルの根本的な変革」ができていないことがわかります。利益を拡大するために、DX、すなわち変革が欠かせません。
引用:IPA「DX白書2023」p.14
DX推進しないデメリット
1. 競争力低下
DX化を推進している競合企業に顧客を奪われ、新規事業への参入が遅れ市場シェアを失います。
2. 顧客離れ
顧客ニーズに迅速に対応できず顧客満足度が低下し、競合企業に比べてサービス内容が劣り顧客が離れていきます。
3. 経営危機
業務効率が低下しコスト増となり、新規顧客を獲得できず売上減少となります。
また、レガシーシステムにより2025年以降大きな経済損失が生じるという、「2025年の崖」も指摘されています。
おわりに
DX推進は、企業にとって大きな変革をもたらす取り組みです。しかし、適切な準備と実行によって、大きな成果を得ることができます。
課題を克服するためには、経営層と現場が一体となって取り組んでいくことが重要です。
ベガシステムにお任せください。
いつでも御相談お待ちしております。
(企画開発部 K.T)